流水紋の深イイ話

「輪」のなかでもちょっと渋めの「流水紋」。写真を見ただけでも「こんな指輪見たことない」と思わせる、ユニークなリングです。それだけに、興味を持つ方やお問い合わせも多く、今日は「輪」のホームページより、流水紋のお話を抜粋したいと思います。
「流水紋」とは、陶芸や伝統工芸の中で育まれた水の流れを美的に表現する模様の描写で、古くは古代遺跡から出土する銅鐸にも施されていたりすることから、我々日本人には馴染み深い紋様であると言われています。
「人生は水の流れの如き儚く美しいもの・・・。」そんな想いから、人は生きる全ての瞬間を大切にすべきであるという考え方があります。人生の新たな1頁と刻むその瞬間を、さらには二人で生きていく様々なシーンを大切に感じ続けて欲しいという願いが込められています。
この指輪の特徴は、全ての紋様が完成しないと分からない点にあります。つまり、世界でたったひとつの紋様となるわけです。
それは、ほとんどの工程が手作業であり職人達の感覚や技術的な取り組みの中で、二度と同じ紋様が創り出せないという事情にあります。それ故ペアリングとはいえ二人別々の紋様となりますが、二人が仲良く過ごしていきながら、紋様を見ただけで二人のどちらの指輪か瞬間的に分かるぐらいになるまで、末永く人生を歩んで欲しいという物語もまた込められているのです。
世界にたったひとつ、自分だけのリング、自分だけの紋様をお楽しみ下さい。はめていると、日ごとに愛着が湧いてゆくことでしょう。

関連記事一覧

PAGE TOP