恋するダイヤの選び方?

連休も明け、いつもの静けさが戻った今日は、暦の上では「大暑」。一年のうちでもっとも暑くなる日とされている通り、今日は本当に暑い一日でした。
そんな暑い日でも、今日は朝から地元紙の「くれよん」で「輪」を見てずっと気になっていたというご夫婦がご来店くださいました。今日は下見でしたが、チタンの軽さと鮮やかなブルー色に感動して下さいました。
さて、今日は7月17日のブログ、「恋するダイヤの選び方?」のつづき。
一番初めに、ダイヤの第一印象、つまりどのダイヤが一番心に残るかじっくり見た後のおはなしです。
■透明度 CLARITY
William-LennyDiamondの強力な反射は、ほとんどのダイヤモンドの透明度を極限まで高めてしまいます。
一般的に、お人形さんのような絶世の美人顔「VVS」「VS」。
神秘の謎を秘める内包物が肉眼で見え始める「SI」。
ナチュラルな表情が愛らしい「I」。

CLARITYは、内包物とよばれるダイヤモンド内部の“点々”の見え方で評価されています。地球の秘密がいっぱいつまった内包物が多いほど透明度は落ちます。人類には到底たどり着かない地下200~300kmに眠っていた物質を、ダイヤモンドが内包物として取り込み、マントルに運ばれ、地上近くまで猛スピードで押し上げられたものなのです。
「SI」ランク以上の透明度であれば、内包物が肉眼で目立つことはありません。「VS」や、その上の「VVS」ランクになると、高価となり、透き通るような透明度に出逢うことが出来まが、William-LennyDiamondの強力な輝きは、その内包物でさえ隠してしまうほどの反射なので、あまり気にする必要は無いのです。
透明度抜群のダイヤモンドを「おすまし顔みたいでつまらない」という愛好者もいます。神秘に満ちた内包物を「傷」なんて呼ぶ人もいます。しかしどれを手に取っても「きれい」と溜め息をつかない人はいません。大切なことはあなたが気に入った顔を選ぶことなのです。
このように、クラリティを表す記号は鑑定書にも記載されますが、その記号ばかりに目が行ってしまっては、心に響くダイヤモンドには出逢えません。あなたの目に一番輝いて映るダイヤモンドを選んでみてはいかがでしょうか?

関連記事一覧

PAGE TOP