チタンの色落ち・変色について

「輪」のチタンリングをご購入いただいたお客様から、「色が落ちてしまった」という報告を立て続けにいただいてしまいました。いずれのお客様もはめ始めてからたった数日後の色落ちであったため、私たちスタッフも予想以上の色落ちの速さにとてもショックを受けましたが、それ以上にお客様にはショックと不信感を与えてしまい、大変申し訳なく思っています。
以下に、輪プロジェクトHPより、チタンの色落ちや変色についての説明内容を抜粋し記します。販売の際の説明には十分注意を払っている所存ではありますが、これまでに輪チタンリングをお買い上げいただいたお客様、また、これからお求めをお考えのお客様にぜひお読みいただき、何とぞご了承いただきたく思いますのでどうかよろしくお願い申し上げます。
チタンリングの色落ちについて
輪工房の主力商品のひとつ、チタンリングの自然発色リングは、使用条件や様々な要因によって色落ちします。色落ちの時期も、使用開始後数日間で発生する場合もあれば、1年以上過ぎても全く色落ちしないお客様も少なくありません。つまり予測が難しいのです。
輪工房としてはお買い上げ1年未満であれば、お買い上げの輪工房にリングをお持ち込み頂ければ1回に限り、無料にて新品仕上げをさせて頂きます。その後も実費のみ御負担頂いて、新品同様の発色仕上げを再度施すことで対応していますが、身に着けるお客様の体質によっては、装着後何日も経過していないのに、再度色落ちしてしまうことも希にあるのです。コーティング技術を研究し、常に様々な取り組みも進めていますが、現状、完璧な色落ち阻止の方法は見つかっておりません。今後も全力をあげて色落ち防止策を研究しますが、どうか、それら諸事情をご理解の上、ご購入の検討をお願い致します。
また、チタンの発色が変化したように見えるというご質問を良く頂いていますが、チタンの発色は、朝・夕の光の変化や光源の種類・また見る角度の違い等によって微妙に変化して見えます。チタンの発色は、その光の持つスペクトルのカラーが色彩となって見えているため、光源によって若干の変化があるのです。より奇麗に見るためには、ウェットティッシュ等でカラーの面を拭いて頂くか、明るいランプ等の照明に近付けると良いと思います。また、チタンの特徴として見る角度によっても屈折度が微細に変わるため、色も微妙に変化して見えます。
チタンは一般的なリングと違い様々な留意事項が必要となりますが、全国の輪工房においても、チタンリングをご購入頂いたお客様の満足度は極めて高く、上手にお付き合い頂いている現実もあることをご報告致します。ペアリングとして極めて一般的なプラチナやゴールドの摩耗に比べ、メンテナンスをしっかりと施せば末永くご愛用頂けるはずです。今後とも何卒、チタンリングを愛して頂きますようお願い致します。
末永くご愛用頂く中で、その風合いをお楽しみいただくようお話をさせていただいておりますが、輪工房では変色防止のための研究を積極的に進めています。近い将来、ご希望のお客様には、変色の少ないチタンリングも製作出来るようにがんばります。

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